フランス・パリの小さなウェブショップで開発されたゲーミングマウス『Dragon Slayer(ドラゴンスレイヤー)』がKickstarter上にてクラウドファンディングを開始した。同ショップは2年ほど前からゲーム周辺機器やカスタムされたゲーミングPCを取り扱う小さなショップだ。
Dragon Slayerは完全オリジナル設計ではなく、マウスデザインは80-85%を流用し、残りの部分に修正が加えられたもの。ソフトウェアは完全に流用し、開発費のコストダウンが図られた。30のプロトタイプと600時間の作業の末、このマウスに辿り着いたという。

マウスのスイッチには耐久回数2000万回を誇る”Blueスイッチ”を採用。サイドボタンにはKailh製のスイッチが採用されている。


Dragon Slayer最大の特徴として、特許技術の摩耗に強いアルミホイールを搭載。ゴム製のホイールが摩耗していることからヒントを受けて独自に採用したということ。

ゲーミングマウスとしては標準仕様となりつつあるRGBライトを採用。マウスが全面的に光るものは比較的珍しく、このマウスの売りでもある。

高さ127.70mm、横幅幅42.50mm、重さ119g(ケーブルの重さを含まず)。RGBライトやアルミホイールもあってか、近年のゲーミングマウスとしてはやや重い印象を受ける。
このプロジェクトは2019年4月22日までにゴール金額を達成した場合にファンディングされるAll or Nothing方式を採用。世界各国からの寄付に対応している。
Kickstarterリンク:https://www.kickstarter.com/projects/madebygg/dragon-slayer-high-accuracy-gaming-mouse-fr-eng